代理店を使わないで自力で個人輸入する方法  

趣味

個人輸入は今まで代理店を使っていたのですが、
支払いができるのであり、米国内ヤマトに発送してくれるなら
代理店を使わずとも自力で個人輸入ができると思ったのでやってみました。

今回輸入する商品はgrizzlyのベルトサンダー
Grizzly G1015 です。 

重量が50㎏以上の重量物です。

大まかな流れとしては

①アメリカヤマトに購入した商品を直接納品して日本に発送できるかどうか確認。

②可能な場合は購入したい商品の梱包サイズと重量を伝えて見積もりを受ける。
(サイズと重量は発送元に確認。今回はgrizzly)
 発送手続きに記載する発送元住所はどこにすればよいのか確認。

③grizzlyに購入したい趣旨を伝える。

④ヤマトに到着後、正式な見積もりを受け、手続きを進めて日本に発送。

となります。

①について

問い合わせをする際は住んでいる国をアメリカかカナダのどちらかに
する必要がありますがここはzipcode以外は日本の住所を入力して問い合わせをしました。
zipcodeは適当にアメリカのものを入力します。その後の返信で納品先の住所(アメリカヤマト)
を教えてくれます。
 

②について

国際宅急便の料金の見積もりを出すために事前に梱包のサイズ、重量をgrizzlyに問い合わせて
確認出来た米国ヤマトに伝えます。その際、個人利用であることと購入するものが何であるか(
今回はベルトサンダー)も伝えておきます。

また、あて先は日本の住所ですが、発送元はどうすればいいのかヤマトに問い合わせます。
 

③について

gririzzlyに注文する方法ですが、問い合わせで日本に住んでいるが購入できるか?
と聞いてみましょう。そうすると、日本への発送は70ポンド未満の製品のみで、
それ以外はアメリカ国内だけの発送だが、アメリカ国内の運送業者に発送はできますよと
返信が来ます。
  
私の場合はクレジットカードの請求先住所が日本の住所で登録できないのでどうやったら
登録できるか?と聞きました。
 
その後、相手側から取引に必要なことが聞かれるので返信していきます。
発送先はアメリカヤマトから伝えられた住所を伝えます。
 
やり取りをしていくうちにORDER CONFIRMATIONという注文確認書が添付されます。
発送先の住所が一部略称されたりしているので、一応ヤマトに発送元からこの
住所で問題ないか確認します。
 
なお、今回girzzly側からの支払い料金については以下のようにメールできました。
 
Merchandise: $695.00
Shipping & Handling: $99.95
Sales Tax: $63.60
Wire Transfer Fee: $30.00
Grand Total: $890.95

このGrand Totalが支払う金額になりますが、よく計算してみると$2.4足りません。
このことを支払った後に指摘したらSales Taxが$63.60ではなく$66ですと返ってきました。

結構杜撰です。
 
それらが確認出来たら支払いを行います。支払いは銀行振り込みになります。
 
といっても日本の銀行では海外送金をしている所が少ないとの手数料が高いので
Wiseという送金サービスを使いました。


 
wiseに登録して手続きを進めて、国内銀行からwiseに入金します。
 
その後相手の口座に送金しますが、送金方法は相手が指定してきたやり方を行います。
今回はwire transfer(伝送送金)を指定されましたので、これを選択して送金します。

相手側から送られて来た情報に不足がある場合は問い合わせましょう。
言語選択が日本語の場合、翻訳がめんどうなので英語でやった方が楽です。
 
 

④について

アメリカヤマトに発送元(今回はgrizzly)から荷物が届いたら、
正式なサイズと重量を伝えられます。

ちなみに、今回は段ボールに穴が空いているものがありましたが補強してくれました。

その後発送手続きに進みます。

25㎏を超えている場合はオーバーサイズを選択。

今回は1つの商品が2つの箱に分かれているため2パッケージ分作りました。

なお、発送手続きを進めていくと単価を入力する欄があります。
これは支払った金額の総額になります。

ただし、今回の様に2つに分かれている場合はヤマト側にどう分ければいいのか?と聞いてみる必要があります。

また、入力したサイズ・重量ともに160サイズのはずが200サイズの料金になっていることがあります。

これもヤマトに問い合わせて指定したサイズにした後、向こうの方で修正してくれたりします。

発送の手続きを終えたら、リファレンス番号とパッケージごとのトラッキング番号
をヤマトに伝えます。

これで日本までの発送の手続きを終えたので、あとは届いて着払いをして終わりです。

そして届いた結果、関税はかかりませんでしたが消費税がかかりました。
掛かった金額は

商品代金+アメリカの税金+送料  13万8408円
ヤマト国際宅急便160サイズ 2個分送料  7万1846円
消費税    1万5000円
合計    22万5254円

日本で輸入して販売している業者から買うと
26万3300円するので4万円近く安く購入することができたと思っています。
購入当時のレートが1ドル155円程だったったのでもう少し円高が進んでいればと思いました。

ちなみに、今回輸入した商品は以前はアメリカのアマゾンで購入しても日本に直接発送してくれたのですが、現時点ではしていない様です。

その後アメリカのアマゾンをいろいろと調べてみると
今回輸入予定のGrizzly G1015 と性能がほぼ同一の商品であるShop Fox W1843というモノが
販売されており、日本に直接発送してくれるのを知りました。

価格はshopfoxの方がgrizzlyのモデルより高いです。

しかしアマゾンの輸送網を使うと送料が抑えられるため
これを購入した場合は総額16万円以内で入手できたはず。

もしGrizzly G1015を購入予定ならアメリカアマゾンでShop Fox W1843を
買った方が5万円以上得をします。

というわけで代理店を使わないで自力で個人輸入をしてみたわけですが、
アマゾンに似たような物があれば直接発送してくれる事もあるので事前に米アマゾンで
商品検索をした方が良さそうです。

それにしても個人輸入をしようとすると今まで以上に円の価値が下がっているなあと実感しています。
2020年は1ドル100円位だったのが2024年末の今は1ドル150円以上を超えている。これって円の資産価値が2/3になったわけで結構恐ろしいんですよね。

100円台になったらドルに資産を少し移行しておくか。

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